使わない部屋のパネルヒーターは、どうすればいいの?
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閉止 | 10 | 12 | 14 | 16 | 18 | 20 | 22 | 24 | 26 | 28 (℃) |
部屋名 | 室温(℃) | バルブ目盛 |
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居間・応接間 | 18〜22 | 4〜6 |
台所・食堂 | 18〜20 | 4〜5 |
寝室 | 14〜16 | 2〜3 |
子供部屋 | 16〜20 | 3〜5 |
書斎 | 18〜22 | 4〜6 |
玄関ホール | 14〜16 | 2〜3 |
洗面所・トイレ | 16〜18 | 3〜4 |
家中暖かくて快適な温水パネル暖房(温水パネルヒーター)ですが、どうしても気になるのが、その運転に掛かる灯油代や電気代・・・。少しでもランニングコストを安く抑えたいと、サーモスタットバルブの設定温度を低めに設定、あるいはサーモスタットバルブを0にしている(閉じている)方も多いのではないでしょうか?
ランニングコストを抑えるうえでサーモスタットバルブの設定温度を低くすることは、考え方としては正しいのですが、サーモスタットバルブを完全に閉じることはお勧めできません。なぜかというと、暖房している部屋との極端な温度差が生じてしまうからです。
暖房している部屋の水分を含んだ暖かい空気が、暖房していない部屋へ移動して、窓や壁面などで冷やされた際に結露が発生してしまいます。結露は建物を傷めるほか、カビやダニの発生原因となり人の身体にも悪影響を与えることもありますので、注意が必要です。
あまり使わない部屋のパネルヒーターは、サーモスタットバルブを完全に止めるのではなく調整スケールの1〜2など(最低でも*)低めの温度設定に保つことで、部屋ごとの温度差を最小限にとどめることをお勧めします。ご自宅のパネルヒーターの温度設定を、一度見直してみてはいかがでしょうか?