温水パネルヒーターのメンテナンスをしましょう!
温水パネルヒーターは、定期的にメンテナンスしていただくと、長くお使いいただけます。温水パネルヒーターは、一年を通して稼働させるものではありませんので、暖房シーズン後の春から夏にかけてお手入れするのがおすすめです。秋が深まり、いざ使おうとしたときに動かない! なんてことにならないようにメンテナンスを行い、暖房シーズンに備えましょう。
先ずは初歩的なことですが、パネルヒーターの表面が汚れたら、パネルヒーターの汚れは湿った布で取り、その後乾いたやわらかい布で水分をよく拭き取ってください。シンナーや薬品などは塗装に悪影響を与える恐れがありますのでご使用はお控えください。また、フィンの隙間のホコリは細い棒にやわらいかい布を巻いてホコリを取り除くことができます。専用のお掃除棒をご用意していますので、そちらを使うと大変便利です。
次にトラブルを未然に防ぐために、計器などの目視点検をお奨めします。ボイラー周辺にある圧力計表示が、0.03Mpa以上(0.3㎏、0.3Bar:ゲージの種類によりkgやbar表示の場合もあります)であることを確認してください。0.03Mpa以下の場合は、循環水(システム水)を補充する必要があります。ご自宅の暖房設備を工事された暖房設備業者様へご連絡いただき、循環水の補充を依頼してください。またその時に、密閉膨張タンク(*)の設定圧の確認も一緒にお願いすると安心です。
(*)密閉膨張タンクとは
森永温水パネルヒーターは鋼板製です。暖房システム内の循環水(不凍液)が入れ替わるような場合は、パネルが錆びて、穴が開いたり、温まらなくなったりします。密閉膨張タンクを使用することで循環水を大気に触れさせず缶詰(密閉)状態にして、配管や設備機器の酸化腐食を防止しています。
※密閉膨張タンクについて詳しく知りたい方は、こちらを参照ください