密閉膨張タンク
開放式空調システムでは、循環水が大気と接触するため、酸素による酸化腐食が続き、配管に酸化物がスケール化して付着し、最終的に配管を詰まらせたり腐食させたりします。また、暖房機器に鋼板製のものを使用していると、腐食により水漏れの原因となります。空調システムを密閉化し、システム循環水を大気と触れない缶詰(密閉)状態にすることで、システム機器や配管を酸化腐食から守ります。
これによりシステムの寿命を大幅に延ばすことが可能になります。膨張タンクは、ボイラー室や機械室などの屋内に設置することにより、凍結の防止が図れます。
※第二種圧力容器規格品(G-60~2000)は、ステンレス及び高圧仕様(0.98MPa)の製作も可能です。
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