スタジオーネは、設備全体の監視を行うSCADA機能と分散制御を行うDCS機能の両方を持つパソコンDCSです。パソコンとシーケンサで一元のデータを使い、PLCプログラムを書くことなくプラントを動かすことが可能です。小規模設備から大規模設備まで同一理論で適用できるシステムです。
スタジオーネはパソコンとPLCを組み合わせて、製造プラントの制御を行う製造制御監視システムです。1987年に初期型が開発され、1992年にスタジオーネとして販売を開始しました。
スタジオーネには機器を制御する制御システム、機器の状態を監視する画像監視システム、設備の動作状況や異常を記録する運転記録システム、上記3機能に対し変更を行うメンテナンスシステムがあります。
スタジオーネのデータは簡単に変更することが出来ます。例えば季節の製品にも即座に対応が可能です。またお客様自身で変更できることにより、コスト削減や品質の向上・安定化が見込めます。
森永グループを始めとした多くのお客様に、スタジオーネをご愛用いただいています。また長きにわたり築いたノウハウを生かし、お客様のより安心・安全な製造のため日々改良を加えております。
自動化システムの作成には、多大な時間・労力・費用を要すると聞いていますが?
スタジオーネに必要なのは、運転データの記述だけです。
自動化システムの運用には、コンピューターの専門知識をもったオペレーターが必要ですか?
スタジオーネは、オペレータ・オリエンテッドの考え方で作られており、短時間のトレーニングで充分に習得できます。
現場の規模に合わせて、自動化システムを構成・拡張することができますか?
スタジオーネは、入出力50点程度の小規模システムから20,000点以上の大規模システムまで、同一のハードウェアとソフトウェアとを使用するので、拡張性のあるシステムがつくれます。
原料や製品の仕様変更が頻繁にあると自動化は複雑になりますか?
スタジオーネは、ユーザー自身で簡単に制御データの追加や変更が行えますから、品種構成の変更などにも迅速な対応が図れます。
他のシステムと組み合わせて使うことは可能ですか?
スタジオーネは、3階層のモデル構成で、上位ERP、他社MES製品(生産管理)、制御(スタジオーネ)の組合せを提供いたします。SQLサーバ、OPCによる他システム連携が可能です。
スタジオーネの技術セミナーを開催しています。
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