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空調および給湯システムの開放式膨張タンクは建物の最上部、屋上等に設置されますが、機械室に設置できるダイアフラム(ブラダー)方式のリフレックス密閉形隔膜式膨張タンク(以下、膨張タンクと記載)はボイラー、ポンプをはじめとする機器関係と設置場所が同じなので、集中管理が容易になるばかりでなく、その他数々の優れた特長をもっています。
例えば空調システムでは、システムを密閉化して循環水を大気と接触させないようにすることで、システム全体の寿命を大幅に延ばすことができます。また、給湯システムでは安全弁から逃がしていた膨張水を膨張タンクに吸収することで省エネが図れます。
当社はドイツのReflex社の密閉膨張タンクを長年にわたって販売してきました。また、第二種圧力容器に該当する機種については国産化し、最大容量2000Lまでの製品を揃えております。システムは密閉式へ、集中管理が容易な密閉膨張タンクをぜひ、ご検討ください。
空調システムの循環水を大気に触れさせず缶詰(密閉)状態にして、配管や設備機器の酸化腐食を防止します。
給湯システムでは、安全弁から膨張水を逃がさず、膨張タンク内に一旦吸収し、エネルギーの節約をします。
ボイラー室や機械室に設置するため、屋外設置する開放式タンクと異なり、凍結の心配がありません。
開放式膨張タンクより配管工事が容易になり、工事費を低減できます。
ガス(空気)充填口は自動車のタイヤ用と規格が共通です。また、第二種圧力容器検定品は本体に圧力計が付いており、運転圧力の確認ができます。
ダイアフラム(ブラダー)は、ガス透過率が低いブチル系ゴム、もしくは耐久性に優れたスチレン・ブタジエンゴム(SBR)、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)を使用しています。
機械室内の機器とともに点検・保守管理を行えます。
第二種圧力容器構造規格に合致した機種は、中・高層のシステムで使用できます。
給湯用タンク(Dタイプ)および空調用(Gタイプ)の接液部は、ステンレス(SUS304)とダイアフラム(ブラダー)です。
① 膨張タンクは、合成ゴム製のダイアフラム又はブラダーによって水室とガス(空気)室が隔離され、窒素ガス(又は空気)が補給水圧と同圧になるよう充填されており、水張り時には水室側に水が入らない状態となります。
② ボイラーを運転し始めるとシステム全体の水が温められ、熱膨張した水がシステムの圧力を高め水室側が膨張水を吸収し始めます。
③ 最高温度運転時には膨張水量が最大となり、すべての膨張水が吸収されます。また、運転中に温水温度が変化すると、運転時のシステム圧力も同時に変化し、膨張タンクはそれに応じた膨張水量を吸収します。(②⇔③)一旦、ボイラー運転を停止すると、徐々にシステム内の温水温度が下がっていき、膨張水が減少、ボイラー運転前の状態に戻ります。(③→②→① )
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